晩鐘

2017/11/12

暑さ寒さも彼岸までっていうけど、それは秋のことだよね、確か。
三寒四温は、春先のこと。
これから暑くなって、梅雨が来て、本格的な夏・・・が来るんでしょうね、きっと。
初夏はどういう表現があるんでしょう。


 


土曜日は気持ちがいい晴天だったのに、日曜日は夕方から雨が降ったりして肌寒くて、でも今朝は暑くて、午後になったら曇ってまた寒くて、そんなんなのにオフィスや電車の中は冷房がきつくて・・・。
お昼から風邪の前兆みたいなのがやってきたから、今日はフレックスで早めに帰ってきたのです。


明日ははずせない会議があるから、今日はよく寝て、体調を戻さないと


 

今、またまた乃南アサさんの「晩鐘」を読んでます。下巻の1/3まで読み終えた。
この作品は「風紋」の続編。ひとつの犯罪が起きた後、被害者の家族だけでなく加害者の家族、その周囲の人々を巻き込んで、どんどんその波紋が広がっていくけど、その中心にいるはずの被害者家族、加害者家族がどんどん取り残されていく。そんな理不尽な様子を乃南さんは淡々と書き上げていきます。で、この晩鐘は事件から7年後のお話。奇妙な巡りあわせでまた両家族が重なり合っていくのです。真裕子はますます深く傷つき、香織はますますデタラメな生活を送っているけど、その息子の大輔は不遇な境遇に翻弄されて刹那的に生きることでどうにかバランスを保ててる・・・。世間では事件は風化するけど、直接の関係者には決して言えることのない深い傷を残している。そんな様子を、どっちか一方に与すことなく、乃南さんは相変わらず淡々と、でも深く書いていきます。



まだ最後まで読んでないけど、最後は悲しい結末が待ってるようです。
はやく読みたいけど、できれば避けて通りたい・・・そんな気分です。